堤栄三大分県議会議員
堤 栄三

えんど久子大分県議会議員
猿渡 久子

赤嶺政賢衆議院議員
赤嶺政賢

田村貴昭衆議院議員
田村貴昭

真島省三前衆議院議員
真島省三

仁比そうへい参議院議員
仁比そうへい

日本共産党大分県委員会

〒870-0939
大分市中津留1-2-8

TEL 097-558-0652
FAX 097-552-3251

安倍政権打倒

憲法いかし、くらしと福祉最優先

市民が主人公の地方政治へ

統一地方選・前半戦の結果について 

 

(1)日本共産党大分県委員会は、4月7日投開票の統一地方選・前半戦において、県知事選では、山下かい候補を擁立し、県議選では、大分市区でつつみ栄三候補、別府市区では、えんど久子候補を擁立してたたかいました。

山下候補は、投票率が47・41%と10・41ポイント低下する過去最低の投票率のもとで、前回得票を2・5倍化の6万6千502票、得票率14・9%を獲得し、善戦健闘しました。

県議選では、大分市区で、つつみ栄三候補が、投票率が43・44%と11・51ポイント低下したもとで得票1万75票獲得、前回得票率を0・09ポイント伸ばし、9位で当選しました。

別府市区では、えんど久子候補が、投票率が50・86%と7・78ポイント低下するもとで、前回得票を461票伸ばし、得票率も2・65ポイント伸ばして4位で当選しました。 日本共産党は16年ぶりに2議席の議員団を復活させることができました。

一方、日本共産党が当選した大分市区と別府市区では、それぞれ自民党推薦の元職、自民党公認の現職が落選し、全県でも自民党公認・推薦の4名が落選して、県議会の過半数を占めていた自民会派は過半数を割り込む19議席に後退しました。自民党の補完勢力である維新の唯一の現職も落選しています。

日本共産党の躍進を願い、ご支持を寄せていただいた有権者のみなさんや、昼夜を分かたず、ご支援、ご奮闘いただいた「しんぶん赤旗」読者、後援会員、支持者のみなさん、そして全ての党員のみなさんに心から感謝申し上げます。

(2)今回の選挙は、強権政治、ウソと隠蔽、捏造、忖度による利益誘導など悪政の限りを尽くす安倍自公政権いいなりの広瀬県政の転換とともに、県議会を県民の願いに応え、ムダ遣いをただし、真に県政のチェック機能を果たせる県議会に改革するために、県知事選挙とともに県議会での2議席実現をめざしてたたかいました。

安倍自公政権がすすめようとする消費税10%増税ストップ、9条改憲ノーの旗印を鮮明にするとともに、大企業優遇、大型開発優先の県政から県民のくらし福祉最優先の県政への転換めざし、県民の切実な願いである国保税の大幅引き下げ、子ども医療費の中学卒業まで完全無料化などの政策と提案を押し出し、たたかいました。この論戦での共感の広がりが日本共産党候補を押し上げる力となりました。県議会2議席の力で、これらの公約実現に全力で取り組む決意です。

(3)4月14日には、統一地方選・後半戦がたたかわれます。日本共産党は、別府市、中津市、日田市、宇佐市、杵築市、津久見市の6市に12名を擁立してたたかいます。この後半戦で,全員当選を勝ちとれば、前半戦とあわせ、改選時比で3議席増となり、住民要求実現の力を増やすことになるとともに、統一地方選後に連続してたたかわれる参院選挙で、自民党を打ち破る市民と野党の共闘体制を確固たるものにする展望も開けてきます。 前半戦に引き続き、後半戦でのたたかいにみなさんのご支援、ご協力を心からお願いしまして、統一地方選・前半戦のご報告とします。

統一地方選・後半戦の結果について

 

(1)日本共産党大分県委員会は、4月21日投開票の統一地方選・後半戦において、6市の市議会議員選挙に12名の候補を擁立してたたかいました。

津久見市議選は、無投票となり、現職の知念豊秀候補が当選しました。別府市では、新人の美馬恭子、現職の平野文活の両候補が当選、中津市ではいずれも現職の荒木ひろ子、川内八千代、三上英範の3候補が当選、宇佐市では、現職の今石靖代、新人の赤野道和候補の両候補が当選、杵築市では現職の加来喬候補が当選しました。日田市では現職の大谷敏彰、日隈知重の両候補は当選し、新人の長野信子候補は103票の僅差で次点となり当選できませんでした。 この結果、改選時比で1議席増となり、統一地方選前半戦の県議選別府市区の議席増とあわせ、改選時比2議席増となりました。統一地方選全体として、善戦と言えるたたかいの結果となったと考えています。

大分市長選挙には小手川恵候補が出馬し、得票1万7千436票、得票率16.32%を獲得、善戦・健闘しました。 日本共産党の躍進を願い、ご支持を寄せていただいた有権者のみなさんや、昼夜を分かたず、ご支援、ご奮闘いただいた党支持者、後援会員、「しんぶん赤旗」読者のみなさん、そして全ての党員のみなさんに心から感謝申し上げます。

(2)今回の選挙は、ウソとごまかし、力づくで悪政の限りを尽くす安倍政権いいなりで、自公主導の地方自治体と議会を、市民の願いに応え、ムダ遣いをただし、真に市政のチェック機能を果たせる市議会にしていくために、日本共産党議員の議席獲得と議席増を訴え、たたかいました。

選挙期間中に、安倍自公政権がすすめようとする消費税10%増税問題で、萩生田光一自民党幹事長代行が、景気悪化の指標にふれて、増税見送りを示唆する発言をおこなうなど政権内部で動揺している事態の中、「『増税ノー』の審判を下すことがいよいよ大切になってきた」(志位和夫委員長)との立場で、消費税増税ストップの旗印を鮮明にするとともに、市民の切実な願いである国保税の大幅引き下げ、子ども医療費の中学卒業、または高校卒業までの完全無料化拡大などの政策と提案を押し出したたかいました。この論戦での共感の広がりが日本共産党候補を押し上げる力となりました。 今回、獲得した議席の力で、これらの公約実現に全力で取り組む決意です。

(3)7月には、いよいよ参院選挙がたたかわれます。日本共産党は、第一に、市民と野党の共闘を本格的に発展させ、自民、公明とその補完勢力を少数に追い込むことをめざす。第二に、比例得票6万、得票率10%を必ず獲得し、全国850万比例得票(得票率15%)、仁比聡平参院議員をはじめ、全国7名当選の一翼を担い全力をあげ奮闘するという二つの大目標に挑戦し、たたかいます。 今回の統一地方選挙でかちとった県議会2議席と市議選挙での議席増を力に、なんとしても自公勢力に勝利し、消費税10%増税、九条改憲の企みもろとも、ウソと強権の安倍政権を葬り去る選挙にしようではありませんか。

統一地方選挙にひきつづき、参院選挙へのたたかいに、みなさんのご支援、ご協力を心からお願いいたしまして統一地方選・後半戦のご報告といたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。