堤栄三大分県議会議員
堤 栄三

えんど久子大分県議会議員
猿渡 久子

赤嶺政賢衆議院議員
赤嶺政賢

田村貴昭衆議院議員
田村貴昭

仁比そうへい参議院議員
仁比そうへい

日本共産党大分県委員会

〒870-0939
大分市中津留1-2-8

TEL 097-558-0652
FAX 097-552-3251

安倍政権打倒

憲法いかし、くらしと福祉最優先

市民が主人公の地方政治へ

第25回参議院選挙の結果について

 

(1)日本共産党大分県委員会は、7月21日執行の第25回参院選挙で、全国32の1人区のひとつである大分選挙区で、市民と野党の共同候補で、無所属の「あだちきよし」候補の当選をめざし奮闘するとともに、比例代表選挙で全国比例得票850万票(得票率15%)の獲得で、仁比そうへい候補をはじめ、全国7名当選をめざす目標の一翼を担い、県内比例得票6万(得票率10%)をめざしたたかいました。

 「あだちきよし」候補は、23万6153票(49.6%)を獲得し、自民党現職の磯崎陽輔候補に、1万6千655票差をつけて勝利しました。大分選挙区は、全国有数の激戦区として、自民党も官邸主導で、安倍首相、菅官房長官、二階幹事長をはじめ小泉進次郎、片山さつき、三原じゅん子などの衆参議員が相次ぎテコ入れに入るなど激しい攻勢をかけてきましたが、これを打ち破り勝利しました。

この勝利は、野党がバラバラではけっして実現できなかったものであり、全国でも大分を含め10選挙区で野党統一候補が勝利したように、市民と野党の共闘の力強さを示すものです。安倍政権が狙っている3分の2の9条改憲発議の要件をつきくずし、痛打を与えるとともに、ウソとごまかし、力づくで強権政治を進める安倍政権に対する大分県民の厳しい審判を示すものともなりました。

今後も、安倍自公政権を退陣に追い込み、戦争法廃止、立憲主義と民主主義の回復をめざす野党連合政権へ向けた市民と野党の共闘の発展に力をそそいでいく所存です。

比例代表選挙では、全国で448万票を獲得し、大分県では、29822票(得票率6.29%)を獲得、直近の2017年10月の衆院選挙の比例票からは1993票伸ばしましたが、2016年の前回参院比例票からは8308票後退しました。その結果、現有議席から1議席後退し、4議席に止まり、仁比そうへい候補は及びませんでした。

複数選挙区では、東京選挙区の吉良よし子候補、京都の倉林明子候補が激戦を勝ち抜き、埼玉選挙区では21年ぶりに伊藤岳候補が勝利し議席を獲得しましたが、大阪選挙区で辰巳コータロー候補が及ばず現有3議席の獲得に止まりました。比例、選挙区あわせて、全体として改選議席から1議席後退の7議席となりました。

日本共産党の躍進を願い、ご支持を寄せていただいた有権者のみなさんのご期待に応えることができなかったことに対し、心よりお詫び申し上げますとともに、長雨の悪天候のもと、昼夜を分かたず、ご支援、ご奮闘いただいた「しんぶん赤旗」読者、後援会員、支持者のみなさん、そして全ての党員のみなさんに心から感謝申し上げます。

(2)今回の選挙では、消費税10%増税ストップ、9条改憲とともに、年金問題が大争点として浮上し、激しい論戦が繰り広げられました。日本共産党は、「減らない年金制度の実現」を財源も示して提案するとともに、消費税に頼らない別の道を示して、消費税増税の中止とともに、暮らしに希望の3つの提案、@「8時間働けば普通に暮らせる社会を」A「暮らしを支える社会保障の充実を」B「お金の心配なく学び、子育てができる社会を」を押し出し、国民の切実な願いに応えた論戦を、文書宣伝や街頭宣伝でも対話・支持拡大でも旺盛に展開し、野党共闘の勝利とともに、比例での日本共産党の躍進を訴えてたたかいました。

このわが党の提案への共感と期待の広がりは、野党共闘の勝利のうえでも、比例得票を獲得していくうえでも大きな力になったと確信しています。しかし、比例得票目標6万を獲得するにふさわしい規模の活動に至らなかった点では、党の自力の強化という課題が改めて明らになりました。

自公が改憲発議の要件を失ったとはいえ、改選過半数を占めたことで、今後、消費税10%増税だけでなく、野党勢力からの改憲派の取り込みなどによって、安倍首相主導の改憲策動が強まってくることも予想されます。安倍政権と真正面から対決する日本共産党の役割がますます重要となってきます。

日本共産党大分県委員会は、参院選挙の総括を深めつつ、改憲を許さず、消費税10%増税中止をはじめ、公約実現の取り組みをつよめ、自力ある党の建設へ一層、力を尽くしていく決意です。

今後とも、変わらぬご支援、ご協力を心からお願いしまして参院選挙の結果報告とします。

統一地方選・前半戦の結果について

こちらのページへどうぞ

統一地方選・後半戦の結果について

こちらのページへどうぞ